スペインで休暇を過ごしたい!ワーホリビザの申請方法は?
ついにスペインと日本の両国でもワーキングホリデー制度が締結されました。ワーキングホリデービザは、スペインで休暇を過ごすことを主な目的とし、入国から最長1年間の滞在が許可されます。また必要な場合には旅行資金を補う手段として就労することも認められます。
ただ残念ながらスペインは、相変わらず失業率が高いため、滞在される都市によってはアルバイトを探すことはかなり難しいのが現状です。計画を立てる際、その点をあらかじめ念頭に置いてプランニングされると良いかと思います。
また、大使館の申請要項や必要書類に、海外旅行保険を提出する項目がありませんが、滞在中の障害・疾病に備える治療・救援費用・死亡保障などをカバーする保険への加入も必須ですので、費用を算出する時には忘れないようにしてくださいね!旅行保険に関しては、合わせて提出する宣誓書内の項目(J)に「全滞在をカバーする旅行医療保険に加入することを強く勧めており、それがない場合、医療費、入院費、送還費用は自己負担になる」旨が記載されています。よくチェックしてみてください。
配偶者・子供など、被扶養者の同伴はできない
これまでにワーキングホリデービザを受けていないこと
最初3ヶ月間の生活滞在費1,597.53€ (532.51€/月)と往復航空券、もしくは復路の航空券を購入できる費用を持っていること
滞在中に在留資格を変更しないこと
申請にかかる期間は約8週間。入国予定日から90日以上前に申請書類の提出はできない
ワーキングホリデービザの申請要項
1.査証申請書:
- 必要項目をスペイン語または英語で記入する。
- スペイン入国日は予定日を記入する。
- 必要事項を記入した申請書は、右上に写真1枚を貼り、申請者本人がパスポートと同じ署名をする。
2.申請方法:
- 申請者本人が大使館に出頭し、申請・受領する(出頭は2回)
- 郵送での申請・受領はできません。
- 申請者本人が国外にいる場合も申請できません。
3.写真1枚(4.5 x 3.5cm):カラーで背景は白。申請書の右上に貼付。
4.パスポートとコピー1部:
- パスポートは、スペインへの入国日より1年以上有効のもの。
- ビザ用の余白ページが最低2ページあること。
- コピーは写真と個人データのページ、追記に記載があればそちらも必要。
5.住民票:
- 発行から90日以内のもの。
- 申請時点で日本に3ヶ月以上居住していること。
6.往復航空券(1年OPEN)または往路のみの片道航空券の予約:
- 往路のみの片道航空券予約を提出する場合、復路航空券代を下記の残高証明書の金額に加算が必要。
7.経済能力を証明する書類:
経済能力を証明するものとして、月額532.51€相当額以上、最低でも最初の3ヶ月分に相当する1,597.53€相当額以上の滞在費をカバーすることを証明したもの。次の中からいずれか1つ選択。
- a) 残高証明書 金融機関または郵便局が押印、発行日から1ヶ月以内のもの、日本語での証明も提出できる。原本のみ。
- b) 本人名義の銀行通帳のコピー 通帳の表紙、現在までの数ヶ月間の出入金記録のコピーを提出。
8.健康診断書:
- 大使館作成のひな型に基づき、医師が記入、署名し、医師印と病院印、それぞれの印が捺印されたもの。発行日より1ヶ月以内のもの。
- 大使館の指定病院はありません。
9.NIE(外国人登録番号)申請書EX-15:
- ワーキングホリデービザ申請と同時に、NIEを申請することが必要。
10.NIE申請料 1,155円
11.ワーキングホリデービザ申請に伴う宣誓書
- 大使館に用意されているフォームに記入し、申請者本人がパスポートと同じ署名をすること。
12.返信用定型封筒
- 郵便番号、宛先、宛名を記入し、82円切手を貼ったもの(審査結果を通知するために使用)
13.また補足書類として、スペイン滞在の最初の期間の宿泊証明を提出することもできる
スペイン大使館領事部
〒106-0032 東京都港区六本木1-3-29
TEL: 03-3583-8531 FAX: 03-3582-8627
受付時間:土日祝日以外の9:30〜12:30
東京 スペイン大使館サイト | ワーキングホリデービザ・申請要項ダウンロード
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